2020年3月23日、韓国・マネートゥデイなどは、日本で新型コロナウイルス感染の治療に使われている抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」が韓国で使われていない理由について報じた。 中国科学技術省生物センターの張新民主任はこのほど「深セン市と武漢市に位置する医療機関2カ所で実施した臨床研究で、アビガンが新型コロナウイルスによる肺炎などに対して治療効果があることが分かった」と発表した。感染者340人を対象にアビガン研究を行った結果、投与された感染者は平均4日で完治した一方で、投与されなかった感染者は完治までに11日かかったという。 日本政府は先月からアビガンを新型コロナウイルスの治療に使用している。アビガンは富士フイルムホールディングス(HD)の子会社である富士フイルム富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬で、2014年に日本で販売承認を受けた。ただし、毒性が高く、胎児に副作用が生じる恐れがあるため、既存の治療薬が効かない新型インフルエンザの流行時に使用できるという条件付きだった。 記事によると、韓国の医療チームはこの「毒性と副作用」を理由にアビガンの使用に懐疑的な反応を示している。韓国食品医薬品安全処は韓国内での使用が認められていないアビガンについて特例を適用する導入案を検討していたが、疾病管理本部は同処に対し使用要請していないという。以下略(レコードチャイナ)海外の反応をまとめました。
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