眠れなかったという。「病院に運ばれたらどうしよう。市民にけがをさせないだろうか」という心配のためだ。運動場だけでテストしてきた自動運転車を実際に道路で走らせる前日の夜だった。25年前の1993年6月のことだ。翌日、車1台が高麗(コリョ)大ソウルキャンパスの校門を出た。当時、高麗大産業工学科のハン・ミンホン教授(現在76歳)が亜細亜自動車の「ロクスタ」を改造して開発した自動運転車だった。車はソウル清渓(チョンゲ)高架道路、南山(ナムサン)1号トンネル、漢南(ハンナム)大橋を経て汝矣島(ヨイド)63ビルまで約17キロ区間を無事に自動運転した。 最初はハン教授が運転し、清渓高架道路に入った後、自動運転モードに切り替えた。車はカメラから入ってくる映像を自ら分析し、車線を走って前の車との距離を維持した。車線変更する技術はまだなかった。ハン教授は「試験走行場を走った事例はあるが、自動運転車が都心を走ったのは世界で初めてだった」と振り返った。 2年後の95年にはソウルから釜山(プサン)まで京釜(キョンブ)高速道路を走った。ハン教授は「国際学会で成果を発表した後、ドイツのベンツとフォルクスワーゲンが技術を学びに訪ねてきた」と話した。しかし韓国政府には産業技術として開発するためのプロジェクトを申請したが脱落した。ハン教授は「理由はよく分からない」と語った。結局、世界で初めて市内走行を可能にした技術は国内の自動車産業にまで結びつかなかった。以下略(中央日報)海外の反応をまとめました。
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